1. トラブル内容や症状
Windows PCをスリープまたは休止状態から復帰させた直後、Wi-Fiが「接続されていない」表示になる、接続はされるが通信できない、数分後に勝手に切断されるといった症状が出るケースがあります。再起動すると直るが、毎回発生するのが厄介な点です。
2. 原因候補
1. 電源管理機能により無線LANアダプタが正しく復帰していない
2. 無線LANドライバーが古い、またはWindowsアップデートと相性が悪い
3. 高速スタートアップやスリープ設定の影響
4. ルーターとの省電力通信(省電力モード)の相性問題
3. 解決策(安全な順)
① 機内モードのON/OFFを切り替える
一時的な復帰不良の場合、機内モードをONにして10秒ほど待ち、再度OFFにするだけで通信が回復することがあります。最も安全で簡単な確認手順です。
② 無線LANアダプタの電源管理設定を確認
デバイスマネージャーから無線LANアダプタを開き、「電源の管理」タブで「電力の節約のためにこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外します。これによりスリープ復帰時の不具合が改善する場合があります。
③ 高速スタートアップを無効化して検証
コントロールパネルの電源オプションから高速スタートアップを無効にし、症状が改善するか確認します。これは設定変更であり、システムを破壊する操作ではありません。
④ 無線LANドライバーを更新
メーカー公式サイトから該当機種用の最新ドライバーが提供されていないか確認します。Windows Update任せで不安定になる例もあるため、公式ドライバーの使用が無難です。
4. 直らない場合
・外付けUSB無線LANアダプタで症状が出ないか確認
・別のWi-Fiルーターやテザリングで再現するか検証
これで切り分けができ、PC側かネットワーク側か判断できます。
5. 予防策
・大型Windowsアップデート前に復元ポイントやバックアップを作成
・無線LANドライバーは定期的にメーカーサイトを確認
・常にスリープ多用なら、休止状態との使い分けを検討
6. 注意(バックアップ・自己責任)
設定変更は比較的安全ですが、環境差があります。重要なデータは必ずバックアップを取り、操作は自己責任で行ってください。紹介していないレジストリ改変や非公式ツールの使用は推奨しません。