1. トラブル内容や症状
Windows 10 / 11でスリープから復帰した際、以下のような症状が発生することがあります。
- 電源ランプは点灯しているが画面が真っ黒
- マウスやキーボード操作を受け付けない
- 音は出るが映像だけ表示されない
- 強制再起動すると一応復帰するが再発する
ノートPC・デスクトップどちらでも発生し、特に外部モニター接続時に起きやすいのが特徴です。
2. 原因候補
考えられる原因は複数あります。1つとは限りません。
1. ディスプレイドライバーの一時的な不整合
スリープ復帰時にGPUドライバーが正しく再初期化されないケース。
2. 電源管理設定とハードウェアの相性
省電力機能が強く働きすぎ、復帰処理に失敗することがあります。
3. 外部ディスプレイ・接続機器の影響
HDMI / DisplayPort 機器が復帰時に正しく認識されない。
4. Windows Update直後の不安定化
更新直後は一時的にスリープ関連の挙動が不安定になる場合があります。
3. 解決策(安全な順)
以下はシステムに大きな影響を与えにくい順です。
1. 画面再初期化ショートカットを試す
`Windowsキー + Ctrl + Shift + B` を押します。
画面が一瞬暗転すればディスプレイドライバーが再読み込みされています。
2. 外部機器をすべて外して確認
外部モニター、USBハブ、ドッキングステーションを外し、内蔵画面のみでスリープ復帰をテストします。
3. 電源オプションの確認
「設定」→「システム」→「電源とスリープ」→「関連設定」から、
- スリープまでの時間を一時的に長くする
- 高速スタートアップを無効化して挙動を確認(※恒久対策とは限らない)
4. ディスプレイドライバーの更新確認
メーカー公式サイトまたはWindows Update経由で最新状態かを確認します。
※不明な配布元のドライバー更新ツールは使用しないでください。
4. 直らない場合
- セーフモードでは症状が出るか確認する
- 新しいユーザーアカウントで再現するか検証
- BIOS / UEFI更新は
メーカー手順を厳守できる場合のみ検討
それでも改善しない場合、GPUやマザーボード側の相性・不具合の可能性があります。修理相談が現実的です。
5. 予防策
- スリープ多用環境では定期的に再起動する
- 外部ディスプレイ接続時はケーブル品質を確認
- 大型アップデート直後は挙動を注意深く観察
6. 注意(バックアップ・自己責任)
- 設定変更前に重要データのバックアップを推奨します
- 本記事は一般的な対処例であり、すべての環境での改善を保証しません
- レジストリ直接編集やセキュリティ機能の無効化は安易に行わないでください
問題の切り分けを優先し、危険な手順に進まないことが最重要です。