1. トラブル内容や症状
Windows 11で、これまで普通に使えていたプリンターが突然印刷できなくなるケースがあります。代表的な症状は以下です。
- 印刷を実行しても何も出てこない
- 「印刷中」のままジョブが消えない
- 印刷キューを削除しても復活する
- 別アプリからは印刷できたりできなかったりする
在宅勤務や業務中に起きると、かなり厄介なトラブルです。
2. 原因候補(2〜4)
この症状は、単一原因ではなく複合的に発生することが多いです。
1. 印刷スプーラーの一時的な不具合
Windowsの印刷管理サービスが内部的に停止・不整合を起こしている。
2. プリンタードライバーの軽微な破損・不一致
Windows Update後などに起こりやすい。
3. USB・ネットワーク接続の論理エラー
物理的には繋がっているが、OS側で正しく認識できていない。
4. アプリ固有の印刷設定不整合
特定ソフトからのみ印刷できない場合に多い。
3. 解決策(安全な順・番号付き)
以下はリスクが低く、効果が高い順です。
① 印刷スプーラーの再起動
1. スタートメニューを右クリック →「コンピューターの管理」
2. 「サービスとアプリケーション」→「サービス」
3. Print Spooler
を右クリック→再起動
これだけで直るケースは非常に多いです。
② 印刷キューを完全に空にする
- 対象プリンターの「印刷キューを開く」
- すべてのジョブを削除
- 念のためPCを再起動
③ プリンターを一度削除して再追加
- 設定 → Bluetoothとデバイス → プリンターとスキャナー
- 対象プリンターを削除
- PC再起動後、再度追加
※ドライバーはWindows標準取得に任せます。
④ 別アプリからの印刷テスト
- メモ帳など標準アプリで印刷
- 特定アプリのみ不可なら、そのアプリ側設定を見直す
4. 直らない場合
– メーカー公式サイトの
正規ドライバー最新版
を確認
- 別PCから同一プリンターで印刷できるか検証
- ネットワークプリンターの場合、IP変更有無を確認
それでも改善しない場合、プリンター本体側の不具合も視野に入れます。
5. 予防策
- Windows Update直後は印刷テストを行う
- 業務用PCでは不要なプリンタードライバーを増やさない
- 定期的に再起動し、長時間スリープ放置を避ける
6. 注意(バックアップ・自己責任)
- ドライバー操作前に重要データは保存
- レジストリ編集や非公式ツールは推奨しない
- セキュリティ機能を無効化しての検証は行わない
安全な範囲でも、操作は自己責任で実施してください。