1. トラブル内容や症状
Windows 11を使っていて、次のような症状が出ることがあります。
- エクスプローラー(フォルダー)が開くまで数十秒かかる
- 右クリックすると固まる・白くなる
- 「応答していません」と表示される
- ファイル操作中に頻繁にフリーズする
PC全体が遅いわけではなく、エクスプローラーだけ不調というケースが多いのが特徴です。
2. 原因候補
考えられる原因は主に以下です。
1. 最近のWindows Updateとの相性問題
機能更新後に一部処理が不安定になることがあります。
2. クイックアクセスや履歴情報の破損
最近使ったファイル・フォルダー情報が原因で遅くなることがあります。
3. 常駐ソフトや右クリック拡張の影響
クラウド同期ツールや圧縮ソフトなどが関係する場合があります。
4. システムファイルの軽度な破損
強制終了や電源断が積み重なると発生します。
3. 解決策(安全な順)
① エクスプローラーを再起動する
一時的な不具合ならこれで直ることがあります。
1. `Ctrl + Shift + Esc` でタスクマネージャーを開く
2. 「エクスプローラー」を選択
3. 「再起動」をクリック
② クイックアクセスの履歴をリセット
設定変更のみで安全です。
1. エクスプローラーを開く
2. 「…」→「オプション」
3. 「全般」タブの
– 「最近使ったファイルを表示する」のチェックを外す
– 「最近使ったフォルダーを表示する」のチェックを外す
4. 「消去」をクリック
③ 常駐ソフトを一時的に減らして確認
アンインストールではなく動作確認のみ
が目的です。
- タスクマネージャーの「スタートアップ」タブで
- 明らかに不要なものを「無効」に設定
- 再起動後、症状が改善するか確認
④ システムファイルのチェック(標準機能)
コマンドはWindows標準で、安全性が高い方法です。
1. スタートを右クリック → 「ターミナル(管理者)」
2. 以下を入力してEnter
“`
sfc /scannow
“`
完了まで待ち、結果を確認します。
4. 直らない場合
- 新規ユーザーアカウントで同じ症状が出るか確認
- 外付けドライブやネットワークドライブを外して挙動を見る
- 症状が出始めた時期を基準に、Windows Updateの履歴を確認
これでも改善しない場合、
OSの上書き修復
を検討します(初期化ではありません)。
5. 予防策
- 不要な右クリック拡張を増やさない
- クラウド同期フォルダーに大量の小ファイルを置かない
- 強制終了を避け、正常シャットダウンを心がける
- 定期的にWindows Updateを適用する
6. 注意(バックアップ・自己責任)
- 設定変更前に重要データのバックアップを推奨します
- レジストリを直接変更する方法は、知識がない場合は避けてください
- セキュリティ機能を無効化する対処法は推奨しません
安全な範囲で切り分けを行うことが、結果的に近道になります。