1. トラブル内容や症状
Windowsを使っていて、ファイルやフォルダーを右クリックした瞬間にエクスプローラーが固まる、あるいは「応答していません」と表示される症状です。左クリックや通常操作は問題ないのに、右クリックだけで数十秒固まる、最悪の場合は強制終了が必要になるケースもあります。再起動すると一時的に直るが、しばらくすると再発する、という報告も多いトラブルです。
2. 原因候補
この症状はハード故障より、ソフトウェア要因であることが大半です。主な原因候補は以下の通りです。
1. 右クリックメニューに追加された拡張機能の不具合
ZIP解凍ソフト、クラウド同期ソフト、画像編集ソフトなどが右クリックに項目を追加し、そこで処理が止まることがあります。
2. ネットワークドライブや存在しない場所への参照
右クリック時にネットワーク上の場所や外付けドライブを確認しに行き、応答待ちで固まる場合があります。
3. エクスプローラー自体の一時的な不調
長時間起動しっぱなし、更新失敗後などで内部状態が不安定になっているケースです。
4. システムファイルの軽微な破損
Windows Update失敗や強制終了の影響で起こることがあります。
3. 解決策(安全な順・番号付き)
以下は比較的安全で、初心者でも実行しやすい順番です。
1. エクスプローラーを再起動する
タスクマネージャーを開き、「Windows エクスプローラー」を選択して「再起動」をクリックします。PC再起動より影響が少なく、これだけで直ることもあります。
2. 不要な右クリック拡張を減らす
最近インストールしたソフトを思い出し、使っていないものはアンインストールします。特に、常駐系ユーティリティや古いツールは要注意です。外部の解析ツールを無理に使う必要はありません。
3. ネットワークドライブ・外付けドライブを確認
接続していないネットワークドライブが残っていないか確認し、不要なものは切断します。外付けHDDやUSBメモリも一度外して挙動を確認してください。
4. システムファイルのチェック(標準機能)
管理者権限でコマンドプロンプトを開き、`sfc /scannow` を実行します。これはWindows標準の安全なチェック機能で、レジストリを直接編集するものではありません。
4. 直らない場合
新しいユーザーアカウントを作成し、そちらで同じ症状が出るか確認します。出ない場合は、元アカウントの環境依存トラブルの可能性が高いです。それでも改善しない場合は、修復インストールや専門業者への相談を検討します。
5. 予防策
・右クリック拡張を追加するソフトを入れすぎない
・不要な常駐ソフトは定期的に整理する
・ネットワークドライブは使わない時は切断する
・Windows Updateを途中で中断しない
6. 注意(バックアップ・自己責任)
本記事の手順は比較的安全ですが、操作前に重要なデータのバックアップを取ることを推奨します。環境によって結果は異なるため、最終的な判断と実行は自己責任で行ってください。