「突然うまくいかなくなったけど、何から確認すればいい?」という時に役立つチェックリストをまとめます。この記事は初心者〜中級者向けで、危険な手順(セキュリティ無効化や不確かなレジストリ改変、怪しいツール導入など)は前提にしません。
まず最初に:症状を切り分ける(ここが9割)
- いつから(今日から/数日前から/アップデート後など)
- どこで(社内だけ/自宅だけ/特定PCだけ/全員)
- 何が(送信だけ/受信だけ/サインインだけ/添付だけ)
- 再現する条件(特定ネットワーク、特定アプリ、特定宛先)
この4点が整理できると、対処が一気に早くなります。
チェック1:まずは「ネットワーク」と「時刻」
メール・Microsoft 365・Google Workspaceのトラブルは、結局ネットワークと時刻ズレが原因のことが多いです。
- Wi‑Fi/有線を切り替えて改善するか
- 別のネット回線(テザリング等)で同じ症状が出るか
- PCの日時が大きくズレていないか(自動設定推奨)
チェック2:アプリ側の状態(キャッシュ/サインイン/プロファイル)
アプリが「古い状態を掴んだまま」だと、正しい情報に更新されずエラーが続きます。
- いったんアプリを終了→再起動(強制終了ではなく通常終了)
- サインアウト→サインイン(可能なら)
- 別ブラウザ/別PCで同じアカウントを試す(原因の切り分け)
チェック3:アカウント・認証(Microsoft/Google)
会社でMicrosoft 365やGoogle Workspaceを使っている場合、パスワード変更や多要素認証、端末の管理ポリシー変更が影響することがあります。
- 最近パスワード変更をしていないか
- 多要素認証(MFA)の確認が止まっていないか
- 同僚は同じ症状か(自分だけなら端末要因が濃厚)
やってはいけない対処(よくあるNG)
- セキュリティ機能を無効化して「直ったことにする」
- 出所不明の最適化ツール/クリーナーを入れる
- 根拠なくレジストリを改変する(必要なケースもありますが、断定手順としては推奨しません)
中小企業の情シス向け:早く復旧するコツ
- 再現条件をメモして共有(誰が見ても同じ手順で再現できる状態)
- 影響範囲を確認(1台だけか、全社か)
- ログ/エラーメッセージをスクショして保存(後で必ず役に立つ)
まとめ
「ネットワーク」「時刻」「アプリの状態」「認証」を順に見れば、危険な手順を使わずに原因に近づけます。もし社内で同時多発しているなら、端末よりもサービス側やネットワーク機器側の可能性が上がります。